いま、まさに心の旅が求められているようです。3年前に日帰りバス旅行に取り組んだ時もう一度巡礼を案内したらどうかという意見が出ました。その時は「今さら巡礼が受け入れられるかな」と内心疑問でしたが、いざ、チラシを配布したところ多くのお客様にご参加いただきました。「一人でも大丈夫ですか」「初めてで何もわからないんですけど」など電話での質問に答えるうちに、こんなに多くの人が関心を抱いているということに驚かされました。
昭和八年三月、しののめタクシー創業。今年で七十五周年を迎えました。初代社長「鈴木他人太」は、最上三十三観音を深く信仰しており、歩いての観音参りをしておりました。その折タクシーで巡礼すれば足腰の悪い人でも気軽に参拝できるのではないかと考えました。そしてお金のない人は米でもいいからと呼びかけ、五人でも三人でもタクシーで巡礼をするようになりました。
この巡礼が現在のしののめ観光の出発点でもあります。以来、三十三観音以外にも、三観音参り、七観音参り、出羽三山参りなど、沢山の観音参りを行ってきました。その甲斐あってか、観音参りタクシーとして県下にも名を知られるようになりました。| 【巡礼の心得】 巡礼では、まず形よりも心を尽くすことが大切だとされます。観音様の大慈大悲の御心を信じて一心にご参拝ください。また巡礼は日常から離れた修行の場でもあります。行動、言葉、心のすべてにおいて善行を心がけて下さい。観音様からご縁をいただき、導かれるままに巡礼することで、清らかな慈悲の心を授かり、新たなる自分と出会えるのが観音巡礼なのです。 |
【巡礼の作法】 1.山門で合掌し一礼して入る。 2.水屋で手を洗い口をすすぎ清める。 3.観音堂にてお線香やお灯明を供える。 (線香台や灯明台のあるところのみ) 4.納札や写経を観音堂の定められた場所に貼る。 5.参拝する。 6.ご朱印所にてご朱印をいただく。 7.門前で合掌し一礼して、次の札所へ。 |